鳩待峠・大清水・御池 尾瀬入山口の山小屋に泊まる 目的や諸条件によってはアリ。

言うまでもなく尾瀬での宿泊は山小屋です。
都市型シティホテルやリゾート、温泉旅館がある訳でなし、食事・寝具・お風呂・パブリックスペースなど、泊まる山小屋によって宿泊そのものが大きく異なることはありません。
先ずは行きたい・歩きたいコースを決め、立地で選びましょ。

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬ハイキングマニュアル

背景画像:タテヤマリンドウ©桧枝岐村

尾瀬入山口の山小屋に泊まる

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鳩待峠・大清水・御池で宿泊する方は少数派。
いずれかからの縦走や、午後遅く尾瀬へ到着する場合以外に独特のハイキングコースもアリます。
但し、尾瀬の中に泊まる感じはありません。

鳩待峠に泊まる(山小屋1軒)

尾瀬を訪れるハイカーの半分はここからスタート。

午後到着なら初日はアヤメ平へ往復ハイク。翌日は尾瀬ヶ原ヘ日帰り感覚で。7月1日の解禁以降なら至仏山登山もOK

鳩待峠の山小屋

  • 鳩待山荘

交通手段などの関係で尾瀬への到着が15時を過ぎるようなら、当日は先へは進まずに鳩待峠で1泊、翌朝早くから入山もアリ。鳩待峠からでも至仏山は登れますが尾瀬へ下りることはできません。

御池・沼山峠・七入(山小屋1軒・宿1軒)

御池ロッジは温泉ではありませんが大きな浴槽の展望浴場を楽しめます。

尾瀬の北側・福島側の入山口となる御池から燧ヶ岳山麓のネイチャーハイク、沼山峠すら尾瀬沼~大江湿原散策、燧ヶ岳登山など一味違う楽しみ方が出来ます。
自然保護区外なので石鹸・シャンプーOK。

  • 御池:御池ロッジ
  • 七入:七入山荘

御池~沼山峠~七入間はバスが運行。七入は駐車台数最大キャパ

大清水に泊まる(山小屋2軒)

昼間の休憩所的には利用価値アリの立地

このサイトをご覧になっている方は、恐らく宿泊として利用することは無いと思われます。夕刻の到着、または本格的な縦走や尾瀬を全周するなら利用するかも。

大清水の山小屋

  • 大清水小屋
  • 物見小屋

比較的駐車台数も多いので、夜に到着して翌朝一番から日帰りハイク感覚で楽しむなら。

他の入山口・入山口近辺(山小屋3軒)

矢印のポイントは富士見小屋

午後到着なら初日はアヤメ平へ往復ハイク。翌日は尾瀬ヶ原ヘ日帰り感覚で。7月1日の解禁以降なら至仏山登山もOK

  • 富士見峠:富士見小屋
  • 渋沢温泉:渋沢温泉小屋

富士見小屋は尾瀬自然保護区内。駐車無料の富士見下から3時間弱です。
宿泊者がほとんど居ないので閉めていることもあります。ご宿泊の場合は予約が必要です。