山小屋に泊まらないと体験できない尾瀬があります。

無音・漆黒の闇・満天の星空・幻想的な深い霧。
吸い込まれそうなほどに真っ暗な夜空は文字通り満天の星空。無音・漆黒の闇夜が明け始める早朝には、深い霧に包まれた湿原や森林の幻想的な表情に心を奪われ、日の出とともに次第に晴れゆく中を歩き出す爽快感。
山小屋に泊まらないと体験できない尾瀬があります。

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬ハイキングマニュアル

吸い込まれそうなほどに真っ暗な夜空には文字通り満天の星

日帰りでは得られない体験を

このエントリーをはてなブックマークに追加

標高1,400m以上の高地、四方を2,000m級の山々に囲まれた盆地、大都市からは遠く離れ、高層建築物どころか山小屋以外に建物もなく居住する人は皆無に等しい。
澄み切った空気・低気温・空を遮るもの、邪魔な灯りも、人もいない。
守られた大自然の真ん中に泊まらなければ体験できないことがあります。

星の降る夜・漆黒の闇

田舎の夜を思い出します。

山小屋から漏れる灯り以外には光も無く、月明かりの無い夜は文字通り「漆黒の闇」。
運よく晴れていたら、散歩気分で尾瀬ヶ原や大江湿原へ星を見に出かけてみてください。
星座や天体に興味の無い方でも、天の川のスゴさにはきっと感動することでしょう。
翌朝の起床時間を考えて、お早めに。

幻想的な朝靄に包まれる

夕焼けの翌朝はこんな朝靄に包まれる©尾瀬保護財団

標高1,400m超・2,000m級の山々に囲まれた盆地。
当然のように朝靄は多発、時には足元さえ見えないほどに深く濃く。
足元には朝露に濡れる花や草、遠く靄に浮かぶ木々や山が幻想的に映ります。
周囲に誰もいない深い靄の中を歩くこと自体も、とても不思議で忘れがたい体験になります。

山小屋の朝は早い

山の朝は早い!©桧枝岐村

早い人は日の出前、朝靄を楽しんだその足で1日をスタートしてしまいます。
ゆっくり朝寝坊したくても、山小屋の朝食は6:00~6:30頃なので無理。
早立するハイカーは朝食をお弁当にしてもらうなど、尾瀬の山小屋に泊まるならお約束やルールを守ってお互い気持ちよく。