尾瀬のトイレは水洗・浄化槽タイプ ゴミは持ち帰ってください。

北アルプスや富士山の山小屋などと比べ、ずいぶん衛生的で整備が進んだ尾瀬の公衆トイレ。
植生保護のために浄化槽を設置されており、維持管理費は1基年間三桁!莫大です。利用させていただく折には、感謝の気持を入り口などの募金箱へ入れてください(100円?)

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬ハイキングマニュアル

背景画像:ニッコウキスゲが大群生する大江湿原(7月初旬頃)©桧枝岐村

尾瀬ハイキングのマナー ゴミ・トイレ

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尾瀬にゴミ箱はありません。無いので画像もありません。山小屋の部屋にも無かったように思います。
ゴミのみならず、持ち込んだものはすべて持ち帰るのが尾瀬ルール。

感謝の気持ちをもって

第一公衆トイレ

公衆トイレは山小屋風の作り©尾瀬保護財団

尾瀬にある公衆トイレ、山小屋のトイレのほとんどは水洗・浄化槽タイプ。
北アルプスや富士山の山小屋などと比べずいぶん衛生的、整備が進んでいますが、維持管理費は莫大で1基年間三桁!は必要だそうです。
ありがたく利用させていただく折には、感謝の気持ちを入り口などの募金箱へ入れてください(100円?)。
水洗ですから、ティッシュペーパーは詰る原因になります。必ず備え付けのトイレットペーパーを使用してください。

山小屋のトイレを借りる時は

公衆トイレでなく山小屋のトイレを借りる場合は、必ず一声かけてから。
感謝の気持ちは200円にするものだとか。請け売りなのでルールではありません。

尾瀬の公衆トイレは年間に1基あたり3桁の維持管理費用が必要なのだそうです(設置や建設にかかる費用は4桁後半)。尾瀬を訪れるおよそ30万人のハイカー皆が100円払えば維持管理費用は概ね賄えるそうですが、実際は不心得な方もいるようで…(それでも他の国立公園に比べると随分高回収率だそうです)。

感謝の気持ちを先に入れた場合、次の人と鉢合わせ・素通りになるとなんだか気まずい感じですよね。
仲間で連れションwwなら問題ないのでしょうけれど、私自身使用前・利用後と2回入れた経験があります。
マナーでも、ルールでもありませんが、一人の時は利用させていただいた後の方がスマートかと。
あと、感謝の気持ちは100円と決まっている訳ではありません。
公衆トイレには「募金箱・100円」と書かれていますが、50円でも1,000円でもご随意に。