尾瀬へのアクセス 尾瀬沼・大江湿原へ最も近い入山口・沼山峠

およそ東西12km・南北9kmの尾瀬国立公園。その一帯を歩くハイキングの歩行路総延長は100km以上あります。
広大な尾瀬の何処を歩きたい・何を見たいのかによって入山口・アクセスは違ってきます。
関東からはチト遠く行きにくい福島側の入山口・沼山峠へのアクセスなどについて

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬国立公園ナチュラルパークハイキングマニュアル

背景画像:尾瀬沼・沼尻平

沼山峠へのアクセス

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尾瀬沼・大江湿原へ歩行わずか1時間で行ける入山口・沼山峠。
沼山峠からのハイクで楽しめる尾瀬の主な見所と、沼山峠への交通・アクセスなど

一面が山吹色に染まる・人気の大江湿原へ最短

これぞ尾瀬!一番良く見るこの風景は6月初旬~中頃

燧ヶ岳登山の途中にぽっかり開けた熊沢田代。登頂まであと半分

福島県側・尾瀬北東にある入山口・沼山峠。いくつかある尾瀬への入山口の中でも楽々♪最短で尾瀬の中心へ入れる沼山峠からなら、3時間程度の散策気分で人気の尾瀬沼・大江湿原をしっかり満喫できちゃいます。

関東からはちょっと行きにくい尾瀬の北側・桧枝岐村へのアクセスに問題の無い方、日光他観光地や山小屋に泊まる、他の入山口と組み合わせての利用におススメ。

沼山峠との間はシャトルバスで行き来できますので、多彩なハイクコースが組めます。沼山峠から歩く尾瀬沼・大江湿原も参照ください。

沼山峠からのハイキング・主な見どころ

三平下から尾瀬沼越しの燧ヶ岳©桧枝岐村

東北一の高峰 燧ヶ岳

尾瀬沼の周囲からはほとんどどの場所からでも見える東北最高峰・燧ヶ岳。大江湿原から30分・南畔の三平下へ回れば尾瀬沼越しにその雄姿を望めます。

尾瀬沼

尾瀬沼の周囲は湿原が点在し開放的

尾瀬沼は一周約8km

至る所に湿原が点在する湖畔には整備された木道が続きます。ハイカーの数も少なく開放的な雰囲気の中、高低差も無く楽々散策気分で楽しめます。

燧ヶ岳、俎嵓から山頂の柴安嵓

燧ヶ岳、俎嵓から山頂の柴安嵓

燧ヶ岳登山

東北以北で最高峰(2,356m)の燧ヶ岳も、沼山峠からのアプローチなら小学生でも登頂できるほど楽チンです。

沼山峠まで電車・バスを利用

沼山峠へは会津高原尾瀬口駅から路線バス

関東からは
東武線が便利

日光線・特急利用


会津高原
尾瀬口駅

会津バス
2,340円

沼山峠

休憩所前

他地区からは
JR会津若松駅

JR只見線/会津鉄道

東武線企画列車

尾瀬夜行23:55


尾瀬口駅

専用バス


06:10着

牧歌的な雰囲気の会津高原駅©Nyao148 CC BY-SA 3.0

  • 利用する列車により運賃料金・所要時間は大分バラツキがあります。
  • 路線バスの運行ダイヤ・運賃は会津バスでご確認ください。
    東京から御池を利用しての日帰りハイキングは事実上不可能で、日光や山小屋での宿泊する旅行になります。
  • 沼山峠とはシャトルバスで行き来できますので、マイカーでも容易に組み合わせが可能です。
  • 夜行列車+連絡バス乗車券他がセットになったパックツアー、東武線企画列車「尾瀬夜行23:55」がイイかもね

ご利用の際はご自身で再度ご確認ください。

御池まで車・マイカーを利用

東京方面から

東北道・西那須野塩原IC(R400)→上三依(R121)→早坂(R352→)内川→檜枝岐温泉(約100km)

東北方面から

東北道・白河IC(R286)→下郷(R121)→田島(R289)→山口→檜枝岐温泉(約120km)

上信越方面から

磐越道・会津坂下IC(R252)→只見(R289)→山口→檜枝岐温泉(約125km)

磐越道・会津若松IC(R118)→湯野上・下郷(R121)→田島(R289)→山口→檜枝岐温泉(約110km)

駐車場とシャトルバス(御池~沼山峠口間は一般車は通年通行できません。)

御池・420台 マイカー:1,000円/回・バス:2,000円/回
御池→沼山峠(始発4:30~最終16:50 20~30分間隔)
沼山峠→御池(始発5:00~最終17:30 20~30分間隔)
七入・880台 無料
七入→沼山峠(御池駐車場が満車の場合のみ運行)

シーズン中は御池・七入の駐車場から沼山峠口までシャトルバスが運行します。
御池⇔沼山峠:片道大人500円・小人250円/七入⇔沼山峠:片道700円・小人350円
9・10月は各始発30遅発。詳しくは桧枝岐村ホームページでご確認ください。